こんにちは、塾長の安澤正剛です。
今回は、滋賀県(彦根・東近江・近江八幡・米原・長浜)から医学部大学受験合格を目指す高校生・浪人生・受験生のために藤田医科大学医学部の数学で合格点が取れるようになる数学の勉強方法について紹介します。
藤田医科大学医学部数学の出題傾向
藤田医科大学医学部の数学は、どの分野が頻出というわけではなく、どの分野も満遍なく出題されます。しかし、確率や微積分は毎年前期・後期ともに出題されているので、この分野の対策は十分に行っておく必要があります。
藤田医科大学医学部数学の大問1の小問集合は非常に易しい問題が中心となっています。その他の問題についても難易度は標準的でも処理量がやや多い問題が出題されています。このため、試験時間に対する問題量はやや多く感じられるでしょう。
出題形式は近年、大問1で小問集合が出題され、大問2以降では、大問形式の問題が出題されています。解答形式は空欄補充式の問題は大問1のみで、大問2、大問3では途中式も要求されています。2021年の前期では、図示せよといった問題も出題されています。
藤田医科大学医学部の数学で合格点が取れるようになる勉強法
藤田医科大学医学部の数学は、典型問題の解き方を覚えているだけでは対処できない問題も多くあります。根本的な考え方が充分に身について初めて解けるようになるので、本質的な理解を重視した学習を行っていくことが大切です。
基本の学習
まずは、基本的な定義・定理・公式などをしっかりと理解しておくことが大切です。時間がかかるかもしれませんが、特に定理や公式の証明まで地道なことをしっかりやっておく必要があります。
基本的な定理・定期・公式などを理解するのにおすすめの参考書は4プロセスやサクシードなどの「教科書傍用問題集」や「青チャート」、「大学への数学 1対1対応の演習」です。
『教科書傍用問題集』
学校で配布されることが多い「教科書傍用問題集」ですが、典型的な問題を反復演習するのに向いています。また、本校の小問集合の対策としても有効です。ただし、解説が詳しくない場合があるので、質問をすることができる環境が望ましいでしょう。使用方法については、信頼できる指導者に相談するとよいでしょう。
『青チャート』(数研出版)
いわゆる網羅系参考書です。問題量が非常に多いので、すべての問題を解く必要性はありません。例題などを中心に、問題を選んでいけばよいでしょう。ただし、数Aの場合の数・確率や数学Ⅲの極限・微分・積分については、なるべく多くの問題に触れておいた方がよいでしょう。
『大学への数学 1対1対応の演習』(東京出版)
数学Aの場合の数・確率と数学Ⅲの極限・微分・積分だけでも構わないので、この問題集に取り組んでおくとよいでしょう。これらの分野は演習量を確保することが非常に重要です。良質な問題が多いので、じっくりと取り組むようにしましょう。
典型的な問題演習
参考書・問題集の例題にある、いわゆる典型問題は解答を見ずに解けるようにしておきましょう。解き方がわからなければ解答を参考にするのはよいですが、解答を理解して終わりといった連続では、自分の力で問題は解けるようにはなりません。解答を理解したら、一度本を閉じ、自分の力で最後まで答えを出すところまで学習すること重要です。
典型的な問題の確認におすすめの参考書は「チェック&リピート」や「チョイス新標準問題集」です。
『チェック&リピート』(Z会出版)
学んだ内容の定着度を確認するのによいでしょう。本校の入試では、対策が手薄になりがちな分野からも出題されやすいので、苦手分野や弱点を見つけ出すことが大切になります。この問題集は、弱点を見つけ出すのに役立つでしょう。
『チョイス新標準問題集』(河合出版)
基本事項がある程度身に着いた段階で取り組んでみるとよいでしょう。このレベルの問題がスラスラ解けるようになっていれば、土台は十分にできているといえるでしょう。くりかえし解くことで、土台固めをきちんと行っておきましょう。
計算力・処理能力の強化
藤田医科大学の数学に限らず、医学部全般に共通していることではありますが、計算力・処理能力が非常に重要です。計算だけを取り出して練習するよりも、問題演習で複雑な計算が出てきても最後まで粘り強く取り組むことが必要です。また、計算をやみくもにやっていくのではなく、常に「どのようにしたらより素早く計算できるか」を意識して研究を重ねることが大切です。一人の力ではなかなか気がつかないことは多いので、学校の先生や、通っている塾予備校の信頼できる先生に途中経過を逐次チェックしてもらうことも非常に有効です。より、効率の良い、高度な計算テクニックをできるだけ取り入れましょう。
また、問題演習をしていると、つまらない計算ミスなどをしてしまうことがあります。その際、ミスを軽視せず、真摯に向き合うことが大切です。自らの手で正解を求められるまで格闘することが、計算力や処理能力の向上につながります。地道な努力を怠ってはなりません。
計算力・処理能力の教科におすすめの参考書は「合格る計算 数学Ⅲ」です。
『合格る計算 数学Ⅲ』(文英堂)
この参考書は、数学Ⅲの計算力強化にとても役に立ちます。解き方のコツが丁寧に説明されており、計算の上手・下手にまで触れている希少な参考書です。計算力強化を目的とした参考書なので、なるべく早い時期から取り組むことが大切です。
過去問演習
過去問なので同じ問題はもう出題されません。確かにそうなのですが、出題の傾向をつかんでおくことは非常に重要です。過去問10年分をやる必要はありませんが、3~4年分取り組み、この大学がどのようなレベルの問題を求めているのかを理解しておきましょう。また、記述式なので、答えを出すだけでなく解き方のプロセスを表現する練習しておく必要があります。この点に関しても、普段習っている指導者に答案を添削してもらうことが非常に有効です。
短期間で数学の偏差値が65以上になる勉強法
さて、ここまでは藤田医科大学の医学部数学で合格点を取る方法を紹介しました。しかし、中には藤田医科大学の医学部数学対策を一人で進めていくのが難しいと感じる方も居られるかもしれません。
たとえば、「記述解答の練習」といっても、自分の答案が本当に大丈夫なのかわからない人は多いと思います。また、間違っているとわかっても、どこをどう直せばいいかを自分で考えて対策を進めるのは、なかなかハードルが高いと感じられるでしょう。
しかし、受験生の多くが通う塾や予備校は基本的に集団授業なので、生徒さん一人ひとりに合わせた対策はしてくれません。さらに、授業以外の時間に何を勉強すればいいかまで面倒は見てくれません。すべて生徒さん自身が考える必要があります。
また、個別指導塾の場合、講師は大学生が中心であることが多く、専門的な対策をしてもらうことは難しいと言えるでしょう。なぜなら、志望大学に合わせて専門的な対策を行うには、大学受験に対する知識や指導経験が必要だからです。
では、数学の成績が届いていない生徒さんは、藤田医科大学を諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。安澤数学塾には藤田医科大学医学部の数学で合格点が取れるようになるノウハウがあります。何をやれば藤田医科大学医学部の数学で合格点が取れるようになるのかを知っています。ですので、今後の数学の学習を進める上で、お役に立てると思います。
営業時間:10時~21時
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