こんにちは、塾長の安澤正剛です。
今回は、滋賀県(彦根・東近江・近江八幡・米原・長浜)から医学部大学受験合格を目指す高校生・浪人生・受験生のために愛知医科大学医学部の数学で合格点が取れるようになる数学の勉強方法について紹介します。
愛知医科大学の数学は大問4題で解答時間80分の試験です。大問1は小問集合で答えのみを解答する形式になっています。出題範囲は数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B(数列・ベクトル)で、頻出単元は微・積分法を中心に整数の性質、確率、数列、ベクトルです。
難易度は標準レベルで教科書の章末問題以上のレベルの問題で基礎力を付けておきましょう。
愛知医科大学医学部数学の出題傾向
愛知医科大学医学部の数学では、微分積分に関する問題は、毎年出題されています。その他の分野では、数列、場合の数・確率、ベクトルの問題もよく出題されています。頻出分野があるとはいえ、幅広い分野から出題されているので、偏った分野の対策は有効ではないでしょう。
愛知医科大学医学部数学の難易度は、基本~標準レベルの問題が中心で、難問はあまり出題されていません。しかし、すべて記述式問題ということもあり、時間に余裕はあまりないかもしれません。
出題形式は、近年では1番目の問題が小問集合で、残り2問が大問で出題されています。解答形式は、すべて記述式問題となっています。記述式問題ではありますが、論証力を問うような問題は出題されていません。いずれの問題も具体的な数値(あるいは数式)を求める問題なので、答えを求めるまでの過程を素直に書いていけばよいでしょう。
愛知医科大学医学部の数学で合格点が取れるようになる勉強法
愛知医科大学医学部の数学は、微積分・数列・確率・ベクトルなどが頻出単元ですが、分野融合的な出題もあります。やや難しいレベルの教材まで対策し、なぜこの解法を用いて解くのかを説明できるようになるまで基礎を固めることが大切です。
基本の学習
まずは、基本的な定義・定理・公式などをしっかりと理解しておくことが大切です。時間がかかるかもしれませんが、特に定理や公式の証明まで地道なことをしっかりやっておく必要があります。
基本的な定理・定期・公式などを理解するのにおすすめの参考書は4プロセスやサクシードなどの「教科書傍用問題集」や「青チャート」、「大学への数学 1対1対応の演習」です。
『黄チャート』(数研出版)
いわゆる網羅系参考書です。問題量が非常に多いので、すべての問題を解く必要性はありません。例題などを中心に、問題を選んでいけばよいでしょう。愛知医科大の入試に対応するためには、『黄チャート』で対応は十分可能です。
『大学への数学 1対1対応の演習 数学Ⅲ微積分編』(東京出版)
標準レベルの良問が多いです。例題ごとにタイトルが付いており便利ではありますが、入試が近づいてきた頃には、タイトルを見ないで解く練習もしましょう。その場合は、ページ下部の演習題のみをコピーして、ノートなどに貼ってみるとよいでしょう。
典型的な問題演習
参考書・問題集の例題にある、いわゆる典型問題は解答を見ずに解けるようにしておきましょう。解き方がわからなければ解答を参考にするのはよいですが、解答を理解して終わりといった連続では、自分の力で問題は解けるようにはなりません。解答を理解したら、一度本を閉じ、自分の力で最後まで答えを出すところまで学習すること重要です。
典型的な問題の確認におすすめの参考書は「チェック&リピート」や「チョイス新標準問題集」です。
『チェック&リピート』(Z会出版)
学んだ内容の定着度を確認するのによいでしょう。また、苦手分野の確認・復習にもよいでしょう。
この問題集は、スラスラ解けるかどうか確認することを主な目的としています。順調に解けない問題があれば、基本に戻って復習するとよいでしょう。
『チョイス新標準問題集』(河合出版)
基本事項がある程度身に着いた段階で取り組んでみるとよいでしょう。このレベルの問題をくりかえし解くことで、愛知医科大の問題に対応できるようになります。
計算力・処理能力の強化
愛知医科大学の数学に限らず、医学部全般に共通していることではありますが、計算力・処理能力が非常に重要です。計算だけを取り出して練習するよりも、問題演習で複雑な計算が出てきても最後まで粘り強く取り組むことが必要です。また、計算をやみくもにやっていくのではなく、常に「どのようにしたらより素早く計算できるか」を意識して研究を重ねることが大切です。一人の力ではなかなか気がつかないことは多いので、学校の先生や、通っている塾予備校の信頼できる先生に途中経過を逐次チェックしてもらうことも非常に有効です。より、効率の良い、高度な計算テクニックをできるだけ取り入れましょう。
また、問題演習をしていると、つまらない計算ミスなどをしてしまうことがあります。その際、ミスを軽視せず、真摯に向き合うことが大切です。自らの手で正解を求められるまで格闘することが、計算力や処理能力の向上につながります。地道な努力を怠ってはなりません。
計算力・処理能力の教科におすすめの参考書は「合格る計算 数学Ⅲ」です。
『合格る計算 数学Ⅲ』(文英堂)
この参考書は、数学Ⅲの計算力強化にとても役に立ちます。解き方のコツが丁寧に説明されており、計算の上手・下手にまで触れている希少な参考書です。計算力強化を目的とした参考書なので、なるべく早い時期から取り組むことが大切です。
過去問演習
過去問なので同じ問題はもう出題されません。確かにそうなのですが、出題の傾向をつかんでおくことは非常に重要です。過去問10年分をやる必要はありませんが、3~4年分取り組み、この大学がどのようなレベルの問題を求めているのかを理解しておきましょう。また、記述式なので、答えを出すだけでなく解き方のプロセスを表現する練習しておく必要があります。この点に関しても、普段習っている指導者に答案を添削してもらうことが非常に有効です。
医学部受験で数学塾が必要な理由
医学部受験において、数学は重要な科目の一つです。しかし、数学の勉強は独学で十分だと考える受験生も多いのではないでしょうか。ここでは、医学部受験で数学塾が必要な理由を3つ紹介させてもらいます。
1. 数学の基礎力を高める
数学塾では、数学の基礎知識や計算スキルを徹底的に身につけることができます。医学部受験では、高校数学の範囲を超えた応用問題や論述問題が出題されることがあります。そのような問題に対応するには、数学の基礎力が不可欠です。数学塾では、個別指導や小グループでの授業を行うことで、受験生の苦手分野や課題を把握し、効果的な指導を行うことができます。
2. 数学の思考力を鍛える
数学塾では、数学の思考力を鍛えることができます。数学の思考力とは、問題に対して論理的に解法を導き出す能力や、解答の正しさや妥当性を検証する能力のことです。医学部受験では、数学だけでなく、物理や化学などの自然科学の問題も出題されます。そのような問題に対応するには、数学の思考力が役立ちます。数学塾では、様々なタイプや難易度の問題に取り組むことで、数学の思考力を高めることができます。
3. 数学の興味やモチベーションを保つ
数学塾では、数学の興味やモチベーションを保つことができます。医学部受験は長期的な戦いです。そのため、勉強に飽きたり疲れたりすることもあるでしょう。そんなときには、数学塾で仲間や先生と交流したり、新しい発見や感動を得たりすることで、勉強への意欲を取り戻すことができます。また、数学塾では、医学部受験だけでなく、将来の医師として必要な数学的素養や応用能力についても教えてくれます。
以上のように、医学部受験で数学塾が必要な理由は多岐にわたります。もちろん、数学塾だけでは合格は決まりません。しかし、数学塾を利用することで、医学部受験における数学の勉強をより効率的かつ効果的に行うことができると思います。ぜひ、自分に合った数学塾を探してみてください。
短期間で数学の偏差値が65以上になる勉強法
さて、ここまでは愛知医科大学の医学部数学で合格点を取る方法を紹介しました。しかし、中には愛知医科大学の医学部数学対策を一人で進めていくのが難しいと感じる方も居られるかもしれません。
たとえば、「記述解答の練習」といっても、自分の答案が本当に大丈夫なのかわからない人は多いと思います。また、間違っているとわかっても、どこをどう直せばいいかを自分で考えて対策を進めるのは、なかなかハードルが高いと感じられるでしょう。
しかし、受験生の多くが通う塾や予備校は基本的に集団授業なので、生徒さん一人ひとりに合わせた対策はしてくれません。さらに、授業以外の時間に何を勉強すればいいかまで面倒は見てくれません。すべて生徒さん自身が考える必要があります。
また、個別指導塾の場合、講師は大学生が中心であることが多く、専門的な対策をしてもらうことは難しいと言えるでしょう。なぜなら、志望大学に合わせて専門的な対策を行うには、大学受験に対する知識や指導経験が必要だからです。
では、数学の成績が届いていない生徒さんは、愛知医科大学を諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。安澤数学塾には愛知医科大学医学部の数学で合格点が取れるようになるノウハウがあります。何をやれば愛知医科大学医学部の数学で合格点が取れるようになるのかを知っています。ですので、今後の数学の学習を進める上で、お役に立てると思います。
営業時間:10時~21時
住所:〒522-0201滋賀県彦根市高宮町2262
電話:0749-27-6654
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