こんにちは、教室長の安澤です。
今回は、数学が苦手な生徒さんが、どうやってノートを取れば成績が上がるかを紹介します。
ズバリ、数学が苦手な生徒さんは、ノートは「黒板の丸写し」が基本です。
理由は、そもそも苦手教科の内容を、「どれが重要で、どれが重要じゃないか」を見分けることができないからです。
「大事なところはノートに書きなさい」と言われても、数学が苦手な生徒さんの場合、どこが大事かがよくわからないので、何を書けばいいか、わからないと思います。
ですから、学校の授業では、とにかく黒板を丸写ししておいてください。
また、ノートはきれいに書く必要はありません。
色を変えてカラフルにしたり、丁寧に書けていなくても、あとで本人が読めれば大丈夫です。
重要なのは、数字・公式・解き方の解説が記録できているかどうかです。
そして、ノートを取るときに1つだけ意識して欲しいことがあります。
それは、「この数字は、問題文のどこからやってきた数字なのか」ということです。
数学が苦手な生徒さんの場合、他のことは特に考える必要はありません。
ひたすら、式の数字と問題文を照らし合わせて、この数字はココ、この数字はコッチ、と確認しながらノートに書き写してください。
もし、どうしてその数字がどこから出てきた数字なのかがわからなければ、先生に質問してください。
式の数字と問題文の間を往復して確認する。
この頭の中の作業を繰り返しながら、黒板を丸写しすること、これが数学ができるようになるノートの取り方です。